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CSRレポート

CSRレポート

CSR(Corporate Social Responsibility)レポート

社会環境の変化と将来の展望について

1.国土交通省は生産性革命プロジェクトのうちの一つであるi-Constructionを推進している。デジタル技術によるBIM/CIMは計画、調査、設計段階から3Dモデルを導入し、その後の施工、維持管理においても3Dモデルを連携させることで、関係者間の情報共有を容易にするだけでなく、一連の建設生産・管理システムの効率化・高度化を図ることを目的としたワークフローである。IOTなどの先端技術は急速に発展してきており、いずれは全面的に3Dモデルがスタンダードになることは時間の問題であり、必然の流れである。

2.内閣府は第5期科学技術基本計画において、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く未来社会としてSociety 5.0を提唱している。それはサイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会課題の解決を両立する、人間中心の社会である。

3.Society 5.0の実現を可能にするデジタル技術として、デジタルツインがある。それはフィジカル空間(現実空間)のセンサーからの膨大な情報がサイバー空間(仮想空間)に集積され、このビッグデータをAIが解析し、その解析結果が現実空間の人間に様々な形でフィードバックされることで、これまでには出来なかった新たな価値が産業や社会にもたらされる。


経営ビジョン

顧客視点からUAV(ドローン)を活用したデジタル技術によって、低コスト化、高精度化、安全性の確保を実現し、デジタル化に対応した3次元データの利活用によって社会貢献を果たす。


経営戦略

1.顧客視点からUAVを用いたマルチステージ測量方式(UAVとそれ以下の高度のプラットホームの組み合わせによる多段的な計測方式で、器機それぞれに強みと弱みがあるため、弱みを互いに補完することで作業効率と精度の向上を目的とした計測方式)により、低コスト化、高精度化、安全性の確保を実現する。

2.デジタルツイン実現のプロセスとして、3次元データをクラウド空間にオープンリソースとして集積することで、将来AI(人工知能)による解析及びシミュレーション等ができるようにビッグデータの構築を目指す。

3.デジタルツインの防災システムとして、ビッグデータのAI(人工知能)の自動解析およびシミュレーションシステムの導入及び運用を目指す。

4.他業種分野等のビッグデータとの融合によって新たな付加価値、ビジネスモデルを創出する。


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